2003年9月13日 バビロンの会で話し合った事項
1.会則改定に関して
前回より議題にあった、会則の改定について、大沼会長によって説明が行なわれた。
その内容としては、第3条の改定と、付則についてであった。
当日の参加者には、会則が新たに配布された。
(旧)第3条 本会は、前条に掲げる目的に賛同する者をもって会員とする
(新)第3条 本会は、前条に掲げる目的に賛同する者をもって会員とする
付 則
1 会員が会費納入の義務を怠り、または本会の目的に反する行為をしたり、
著しく本会の名誉を傷つけた場合には、会員の議を経て退会させることがある.
2 本会に書記をおき、会務の処理を補助させる.
2. 書記について
会長、副会長、会計に加え、書記を設けることが、説明された。
3.前田啓二郎氏のレクチャー 「イラクと私」
イラクや中東に関心をもったのは、小学生時代にさかのぼり、
「ミイラ取りがミイラになる」ということわざに触れてからであった。
歴史好きになり、「ミイラ」について関心をもち、
世界史の四大文明に特に熱心であった。
中東との始めての接触は、中国シルクロードであった。
その後、エジプトなどを訪れ、ますます中東に関心をもっていった。
特に、イラクに係わるのは、湾岸戦争後であった。
イラク救済事業として、NGO組織「セーフ・イラク・チルドレン(SIC)」で、活動を行なった。
活動内容としては、日本政府からの援助資金を受けて、クスリを購入し、
イラクの病院などに配布することであった。
クスリが不足している状況の中で、多国籍軍の攻撃による負傷した子供たちや、
戦後においても、不発弾、劣化ウラン弾などによる被害を受けた子供たちが、
死に向かう惨状から、救い出だすという目的であった。
しかし、国連による経済封鎖に反発した当時のフセイン大統領令によって、
外国からの救援活動を一切受け付けないことになり、活動が終了した。
しかし、その後も活動を再開するべく、アメリカの支援グループにも声をかけたが、
アメリカの法規などで、イラク支援ができないとの事で、協力が得られなかった。
今後のヴィジョンとして、やはり現在のイラクの惨状に対し、
NGOなどをはじめ、何か手を差し伸べたいという希望をもっている。
4.10月のイラク料理の会について
アザウィ副会長から10月19日(日)に予定している、イラクの料理の会につ
いての説明が行なわれた。当日の準備、会場候補、そして豊富なイラクの料
理の中から何を作るかが話し合われた。料理会は、アザウィ氏が中心となっ
て、奥様、ムハンマド君、ハッサニンさんの協力によって、講習を担当して
くれることとなっている。会場に関しては、2−3の会場に連絡することに
なり、また、当日の参加者の人数を確定するために、9月中にメーリングリ
ストにて、バビロンの会関係者や興味のある方に送信する事となった。
5.次回の定例会
次の定例会は、11月8日PM5:00から行ないます。次回は渋谷から、
場所が変更になります。渋谷の場所がわかりにくかったため、「ルノアー
ル四谷店」となります。場所の地図など、詳細に関しては、定例会の案内メール
にて紹介いたします。
「ルノアール四谷店」
所在地:新宿区四谷1-3-22
電話:03-3351-1052
最寄駅:JR四谷駅四谷口より徒歩2分、新みち通り入口すぐ
6.「バビロンの会」口座変更のお知らせ
平成15年10月14日より、バビロンの会」の口座が変更になります。
旧口座の使用は、10月10日までとなります。
<新口座>
東京三菱銀行 高円寺支店
普通口座:155・1358501
(文責:新井勇治)